Living 

2008 TypeC print 


生きる

2008年 タイプCプリント

生きていくことは気が遠くなるほど面倒くさい。

もし、カメラがなかったら、私はもっと要領よくこの世界を渡っていけるのかもしれない。

けれどもアンバランスな人生と引き換えに、私は写真と自由を手に入れて、生きている。


ー写真詩集『生きる』(詩・谷川俊太郎、写真・松本美枝子、ナナロク社刊)あとがきよりー